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Google Workspace と Microsoft 365 (Office 365) ガチンコ比較
目次
こんにちは、クラウドエース編集部です。
現在テレワークが大きな注目を集めていますが、既に導入・運用を開始している企業よりも、これからテレワークの導入を検討している企業の方がまだまだ多いのではないでしょうか。そんな中、テレワーク業務をトータルでカバーするグループウェア「 G Suite 」と「 Microsoft 365(旧 Office 365)」が大きな注目を集めています。
今回のコラムでは、G Suite と Microsoft 365 を徹底的に比較します!
弊社は G Suite の販売代理店を行っておりますが、一番重要なのは見せかけることよりも弊社のポリシーでもある”正直力”でお客様のお役に立つことなので、今回も本気でガチンコ比較を行っていきます!!
Google Workspace(旧GSuite)とMicrosoftの機能の違いをパッと見で比較したい方には、こちらの《無料》禁断のグループウェア比較表がおすすめです。本記事と合わせて、グループウェア検討用の資料としてぜひご活用ください!
G Suite と Microsoft 365 の基本情報
まずは両サービスの基本情報をまとめました。Microsoft 365 はユーザ数によって選択できるエディションが変わるため、非常にエディション数が多くなっています。一方 G Suite は各エディションでユーザ数を制限なしで増やすことができるため、シンプルなエディション構成になっています。
G Suite | Microsoft 365 | |
---|---|---|
旧サービス名 | Google Apps | Office 365 |
サービス開始時期 | 2007年〜 | 2011年〜 |
提供エディション | Essentials Basic Business Enterprise Education (※1) |
<中小企業向け> Business Basic Business Standard Business Premium <大企業向け> |
SLA | 99.9% | 99.9% |
日本国内のデータセンター | × | ○ |
※1 Google はどのエディションも無制限にユーザを増やせるため、シンプルなエディション構成になっています。
※2 Microsoft 365 は導入するユーザ数によって、選択できるエディションが変わります。300ユーザー以上で導入する場合は大企業向けのエディションを選択する必要があります。
Google Workspace と Microsoft 365 グループウェア比較表
G Suite と Microsoft 365 の機能比較
G Suite と Microsoft 365 の機能比較を表にまとめました。比較するエディションは G Suite は「 Business 」、Microsoft 365 は「 Business Premium 」です。
比較項目 | G Suite | Microsoft 365 | |
---|---|---|---|
比較エディション | Business | Business Premium | |
価格 | ¥1,360 | ¥1,360 | |
年間契約 | ○ | ○ | |
最大ユーザ数 | 無制限 | 300 | |
ビジネスメール | サービス名 | Gmail | Exchange Online |
容量 | 無制限 | 50GB | |
カレンダー | Google カレンダー | Outlook | |
ビデオ会議 | サービス名 | Google Meet | Teams |
参加人数 | 最大150人(※1) | 最大250人 | |
オンラインストレージ | サービス名 | Google ドライブ | One Drive for Business |
容量 | 無制限(※2) | 1TB | |
共有 | ○ | ○ | |
検索 | ○ | ○ | |
Officeツール | ブラウザでの利用 | ○ | ○ |
同時編集 | ○ | △ Web対応アプリを利用すれば同時編集可能 |
|
文書作成 | Google ドキュメント | Word | |
表計算 | Google スプレッドシート | Excel | |
プレゼンテーション作成 | Google スライド | PowerPoint | |
アンケート | Google フォーム | Forms | |
サイト作成 | Google サイト | SharePoint | |
フォーム作成 | Google フォーム | なし | |
ノート | Google キープ | OneNote | |
モバイルアプリ | ○(台数制限なし) | ○(同時接続が可能な端末は5台まで) |
※3 2020/09/30迄は最大参加人数250人で利用可能です。
※4 Business 5アカウント以上の契約で容量が無制限になります。
(5アカウント未満は1TB)
※5 フル機能を利用する場合はデスクトップ形式のアプリケーションを購入する必要があります。
Google Workspace と Microsoft 365 グループウェア比較表
Microsoft 365 の強みは使い慣れたOfficeツールと日本リージョン!
- 使い慣れたOfficeツールを利用できる
Microsoft のOfficeツールは多くのユーザに利用されています。そのため、ツールの学習コストを低く抑えることができます。オフラインでもオンラインでもファイルを編集することができます。 - 日本リージョンでサービスが利用できる
Microsoft 365 は日本リージョンでサービスを提供しています。データの保管場所が気になる場合は、大きな強みと言えます。 - 他社との書類のやりとりではスムーズ
Microsoft 365 を導入している企業のほうが多いので、企業間でドキュメントのやりとりをする際などはスムーズだと言えます。
G Suite の強みはコラボレーション機能と無制限ストレージ!
- 無制限にユーザを追加可能
G Suite は各エディション無制限にユーザを増やすことができます。Microsoft 365 では、ユーザが一定数増える場合にエディションのアップグレード(ユーザ単価の増加)が必要になりますが、G Suite はそのような心配はありません。 - 無制限のストレージ容量
G Suite Business 以上のエディションであれば、メールボックスやオンラインストレージを容量無制限で利用することが可能です。 - 高性能なコラボレーション機能
Google のOfficeツールはチームで作業することを前提に開発されています。マスタファイルを複数人で作成・編集できるため、ファイルのマージ作業は必要ありません。強力なコラボレーション機能により、チームの業務スピードがアップします。 - Microsoft Officeとの高い互換性
G Suite のOfficeツールで作成したファイルは Microsoft の Office ファイルに対して高い互換性を保持します。そのため、Microsoft Office形式のファイルを Google ドライブ上で編集したり、Google Office形式のファイルを Microsoft Office形式に変換することも可能です。
Google Workspace と Microsoft 365 グループウェア比較表
G Suite と Microsoft 365 はテレワークに適したグループウェア
Google Workspace と Microsoft 365 はそれぞれチーム、個人における業務効率化で大きな力を発揮します。どちらも企業の規模・業務内容・体制によって一長一短がありますので、選定する場合はそれらの要件を整理した上で検討することが必要です。ただ、どちらのグループウェアも、企業のテレワークを強力に支援してくれることは間違いありません。
また冒頭でもご紹介したとおり、グループウェアの導入でお悩みの方には、こちらの【無料】グループウェア比較表がおすすめです。こちらの資料では、最新版のGoogle WorkspaceとMicrosoft365の各機能や値段を比較しております。Google MeetとTeamsで迷われている方は、貴社と相性のいいグループウェアを検討するヒントとしてご活用ください。
本記事が、グループウェアを選定する上での参考になれば幸いです。
※ 弊社HPのコラムでは、これまで G Suite と テレワークに関する記事をリリースしてきました。 G Suite についてご興味がある場合は以下の記事もご参考ください。
- G Suiteをフル活用!! 吉積HDグループ社員のテレワークな1日
- 新型コロナで導入が進むテレワーク! G Suite の力を改めて実感
- テレワークで大活躍する G Suite アプリ7選
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