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Partner Top Engineer 受賞メンバーに記念インタビュー!Part 4
普段どのような業務を行っていますか?
Google Cloud に関する業務に携わるようになってから 4 年半、クラウドエースに入社して 3 年近くとなります。がむしゃらに業務をこなしていく中で、社内で Cloud Hero や Partner Top Engineer を受賞された社員と一緒に業務をこなすこともありましたが、いつも雲の上のような存在だと感じていました。 受賞発表を聞いた時は自分が受賞する日が訪れた事に驚きつつ、非常に嬉しかったです。
それと同時に大きな看板を背負う事になったので Partner Top Engineer の名に恥じないようにこれからも精進していきます。
ずばり、この賞を受賞されたときの感想を教えて下さい!
私はゲーム業界の出身なので、クラウドエースでは主にゲーム業界のお客様を担当しています。
設計・構築・開発・運用のコンサルティングや開発支援など、アーキテクトから実装まで業務範囲は多岐に渡ります。
また、Google Cloud 認定トレーナーとしてトレーニングを実施したり、 自称 Cloud Spanner のエバンジェリストとして、Google Cloud Database OnAir への登壇や、自作のハイレベルトレーニングをお客様に提供したりと、マーケティング活動にも力を入れています。 最近は Google の方々とご一緒に、Google Cloud の魅力を皆様にお伝えするべく、イベントやセミナーに登壇しています。
業務の中で困難に感じること、またそれを改善するために工夫していることは何ですか?
一番難しいと感じることは、お客様の背景と現状を汲み取り、提案資料やトレーニングの技術的な難易度を調整することです。
例えば、データの民主化によって BigQuery は BI ツールとして最も有名なデータウェアハウスとなりましたが「KPI 向上にむけてフル活用しよう」とするケースもあれば、「今は活用しないけど、とりあえずデータ分析用にログを貯めておこう」というケースも散見されます。
それぞれの状況に応じた提案や支援内容が変わってくるため、顧客に寄り添う姿勢も、最適なトレーニングを提供するテクニックも必要になり、日々試行錯誤しながら業務にあたっています。
業務をする上で大切にしていることは何ですか?
「フルマネージドサービスをフル活用する」ことです。
アプリケーションの開発と運用において、最もコストがかかるのはコンピューティングでもデータベースでもなく「人」です。
Google Cloud には AppEngine / Cloud Run / Cloud Spanner / BigQuery といった、可用性が高く運用コストもほとんどかからないマネージドサービスがたくさんあります。
これらをフル活用することで、アプリケーションをモダナイズしつつ、全体のコストも大幅に改善できると断言できるため、真っ先に提案内容に含めています。
お客様と関わる際に大事にしていることは何ですか?
弊社が掲げる SI 2.0 でも言及されている様々な問題点において、私が一番課題だと思っているのは「ブラックボックス化」と「拡張性が低い」ことです。
例えば、Wordpress で公式サイトを構築したい場合に Compute Engine に LAMP 環境と MySQL をインストールすれば、最短構築・最安運用が可能です。
非エンジニアのお客様であれば「動くもの」は完成しているので、その場は満足いただけるかもしれませんが、可用性も拡張性も確保できません。このような状態にならないように、低コストかつ運用が楽になるようなアーキテクチャを提案したうえで、基礎レベルのトレーニングを実施することで技術面においてある程度、理解をしていただけるよう努めています。
クラウドエースにお任せください!
先述したように、最もコストがかかるのはコンピューティングでもデータベースでもなく「人」です。
運用コストをゼロにするためにフルマネージドサービスをフル活用し、可用性も拡張性も高く、そしてエンジニアが 24 時間対応しなくてもいいようなインフラを、一緒に構築していければと思います。
貴重なエンジニアのリソースを保守・運用に割くのではなく、「新機能開発」や「顧客体験の向上」に注力できる環境を整えるお手伝いができれば幸いです。
アプリケーションのモダナイズに悩んでいる方は、是非ご相談ください。
プロフィール
技術本部 システム開発部 マネージャー
高島 涼
神戸電子専門学校を卒業後、新卒でゲーム会社に入社。様々なタイトルの開発・運用を経験したのち、スタートアップ企業にて Google App Engine と Cloud Spanner を使用したゲームの企画・開発・運営に従事。Google Cloud の楽しさに感動し、2020 年にクラウドエースに入社。ゲーム業界のお客様をはじめとする様々な業種のお客様に対し、SI・コンサルティング・トレーニング業務を行う。
講義内容の技術が実際のゲーム開発でどのように活用されているか、経験を元に楽しくわかりやすい講義を目指しています。
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