【初心者向け】3分で読める！AWS、Azure を凌ぐ成長！Google Cloud とは一体何か？

公開：2023/10/18 更新：2024/05/13

Google Cloud

【初心者向け】3分で読める！AWS、Azure を凌ぐ成長！Google Cloud とは一体何か？

こんにちは。クラウドエース編集部です。

本コラムでは三大クラウドサービスの一つ「Google Cloud」について初心者の方向けに解説していきます。

このコラムで学べること

Google Cloud でどんなことができるのか？
どんな強みがあるのか

動画でも学習できるので、ぜひこちらもご覧ください！
5 分でわかる！ AWS、Azure を凌ぐ成長！Google Cloud とは一体何か？

それでは Google Cloud とは何かをみていきましょう。

Google Cloud とは

本章では Google Cloud の概要について解説します。

Google Cloud について

Google Cloud とは、一言で言えば「Google がクラウド上で提供しているサービスの総称」です。

Google は、皆さんご存知の通り、今や世界を代表する大企業のひとつです。

そして Google Cloud は、 YouTube や地図アプリの GoogleMaps、フリーメールの Gmail など、たくさんの人気サービスを支えている Google のインフラ技術を手軽に使うことができるサービスのことです。

Google Cloud は、数あるクラウドサービスの中でも Amazon が提供する『AWS』や、Microsoft が提供する『Azure』と並んでクラウドサービス業界では「三大パブリッククラウド」として認知され、存在感のあるサービスとなっています。
関連記事：5分でわかる！クラウドサービス｜AWS、Azure、GCP それぞれの違いや特徴について

三大パプリッククラウドで比較した時、クラウド業界における Google Cloud の世界シェア率は 8%（2021 年時点）で第 3 位となっていますが、収益については、ここ数年は毎年 45% 程度伸び続けています。これは AWS や Azure を凌ぐほどの成長率です。

世界シェアが伸びていることもあり、エンジニアからの人気も高まっています。アメリカで行われた「年収が高い IT 関連資格」という調査では、Google Cloud の資格保有者の年収が 1 番高いというデータも出ています。今からクラウドについて勉強したいなと思われている方にこそ、Google Cloud はお勧めです！

3 大クラウドサービスの詳しい比較については、こちらの DL 資料「AWS・Azure・GCP 比較表」を期間限定で無料配布しておりますのでぜひ DL してご活用ください。

Google Cloud と GCP の違い

クラウドサービスについて調べたことのある人の中には、「GCP」という名前を聞いたことがある人もいるかもしれません。
GCP は「Google Cloud Platform」の略称で、Google Cloud の昔の名称です。
GCP として始まったサービスが、2021 年に「Google Cloud」に改名されました。ですから、GCP も Google Cloud も同じ意味だと思ってくださいね。

Google Cloud で出来ること

急成長中の Google Cloud ですが、具体的にどんなことが出来るのでしょうか。
Google Cloud では、現在 165 種類以上もの幅広いサービスが提供されています。
代表的なサービスとしては、クラウド上の仮想マシン「Compute Engine」や、大量のデータを高速分析できる「BigQuery」、手軽に AI や機械学習を使えるようになる「AutoML」、大量のデータを整理・保存できる「Cloud Storage」、インフラを気にせず開発に集中できるようになる「‎App Engine」や「Cloud Run」などがあります。なかでもビッグデータの分析と、機械学習・AI については大きな強みを持っています。
瞬時に数十億件の情報を処理できる Google 検索や、月間60 億時間もの動画を再生する YouTube などのサービスから得た大量データを活用することで、非常に高速・高性能なサービスの提供を実現しています。

このような Google Cloud のデータ分析や AI 技術は、例えば小売業者での販売予定の新商品の需要予測や在庫管理、新規出店時の売上予測などに活用されています。