目次 Toggleオンラインサービスの運用にはサーバー選びが重要サーバーの種類を把握しておこうサーバーを構築する時に重要なポイント自社用にカスタマイズしたいならクラウドサーバーがおすすめクラウドサーバーを利用するメリット自社専用クラウドサーバーなら Google CloudGoogle Cloudの導入ならクラウドエースにご相談を!クラウドエースでニーズに応じたサーバーを構築しようこんにちは。クラウドエース編集部です。オンライン サービスの提供・自社サイトの開設・システム運用など、企業活動はデジタルとは切り離せない時代になりました。デジタル化に際しては、サーバーの存在が必要不可欠です。今回は、サーバーを構築する手段や構築時のポイント、クラウド サーバーのメリットを解説します。おすすめのクラウド サーバー Google Cloud™ の魅力にも触れていきましょう。オンラインサービスの運用にはサーバー選びが重要そもそもサーバーとは、利用者のリクエストに応じて情報やサービスをネットワーク上で提供するコンピューターです。サーバー コンピューターに、用途に合わせた機能を提供するサーバー ソフトウェアを搭載させ、サーバーとして機能させます。なお、サーバーにリクエストを出して情報を受け取るコンピューターは「クライアント」と呼ばれています。サーバー用のコンピューターは、OS、CPU、メモリ、HDD など多種多様な製品が存在し、スペックもさまざまです。さらに、同種のサーバー ソフトウェアでも製品ごとに特徴が異なります。Web 上で情報発信をしたりサービスを提供したりしたい場合は、自社に合ったサーバー選びが重要となるのです。サーバーの種類を把握しておこう サーバーには、サーバー コンピューターやサーバー ソフトウェアの種類以外にも、利用方法による類別もなされます。専用サーバーレンタル サーバークラウド サーバーここでは、利用方法におけるサーバーの種類として、代表的なサービスについて解説します。専用サーバー専用サーバーは、企業や個人が物理サーバーそのものを調達・設置して自由に使用する方法です。1 台の物理サーバーを占有するため、OS やアプリケーションといったソフトウェアも自由に選択でき、サーバー リソースも自由にカスタマイズしながら使用できます。全て自分で管理する必要があるため、導入・保守運用に関する知識やスキルが求められる特徴があります。サーバーの全パフォーマンスを自由に活用できることから、大量のアクセスの処理が必要とされる大規模な Web サイトやサービスの運営、本格的なアプリケーション開発などに向いています。レンタルサーバーレンタル サーバーとは、1 つのサーバーを複数の利用者が共有して利用するサービスです。専用サーバーと比較して、共有サーバーと呼ばれることもあります。レンタル サーバーでは、ベンダー(レンタル サービス事業者)がサーバー コンピューターを管理します。サーバーの機能は契約プランで選択可能ですが、専用サーバーのように自由にカスタマイズすることはできません。ソフトウェアやサーバー リソースが利用者同士でシェアされるため、他の利用者の影響を受けやすいという特徴もあります。比較的小規模な Web サイトやサービスの運営に向いています。クラウドサーバークラウド サーバーは、クラウド環境上にある仮想サーバーをインターネットを介して使用できるサービスです。レンタル サーバーと同様に、1 台の物理サーバーを複数の利用者が共用します。レンタル サーバーとの違いは、物理サーバーのリソースを仮想的に分割して仮想サーバーを複数構築し、利用者がそれぞれ 1 つの仮想サーバーを専用サーバーとして占有できるところにあります。クラウド サーバーでは、サーバー リソースが分割された状態の仮想サーバーを利用するため、他の利用者の影響をそれほど受けにくい特徴もあります。事業規模を問わず、広く活用できるサービスです。サーバーを構築する時に重要なポイント それでは、これからサーバーを導入する際には、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。目的に応じたサーバーを選ぶ構築・運用にかかるコストをチェックするセキュリティに問題がないかチェックするここでは、サーバー構築の時に重視したい上記 3 つのポイントを解説します。目的に応じたサーバーを選ぶまずは、サーバーを導入する目的を明確にして、目的に応じたサーバーを選ぶことを意識しましょう。先述の通り、サーバーは使用するコンピューターやソフトウェアによって、スペックや機能が異なります。小規模な利用しかしないのであれば、ハイスペックなサーバーを導入しても、不要なコストが増えるだけになってしまいます。反対に、大規模な Web サービスで低スペックなサーバーを使用すると、ネットワーク遅延やサーバーダウンなどのトラブルにつながります。構築・運用にかかるコストをチェックする次に、サーバー構築から保守運用にかかるコストをチェックして、継続的に活用しても予算的に問題がないかについても確認が必要です。サーバーを使用するためには、人件費や構築費用といった初期費用とは別に、維持・運用費用がかかります。サーバーを導入する時は、初期費用を気にしてしまいがちですが、トータルでかかるコストについても事前に計算しておきましょう。セキュリティに問題がないかチェックするセキュリティ設定についても、必ずチェックしておかなければなりません。サーバー攻撃などによる情報漏洩リスクに注意する人は多いでしょう。しかし、実際には、情報の改ざん・なりすまし・ウイルス感染・破壊行為・スパイ行為など、情報システムの周辺にはさまざまなリスクが存在します。情報セキュリティに必要な 3 要素である、機密性・完全性・可用性を確保して、リスク マネジメントすることが重要です。自社用にカスタマイズしたいならクラウドサーバーがおすすめ多くのサービスがある中、特におすすめなのはクラウド サーバーです。クラウド サーバーは、カスタマイズ性が高いことからさまざまなニーズに応えられます。さらに、専用サーバーやクラウド サーバーの「良いところどり」といえる特徴があるため、コスト的にもパフォーマンス的にも導入しやすい点も大きな魅力です。「自社に最適化されたサーバーを構築したいが、大きな予算や専門人材の確保が難しい」という企業であれば、クラウド サーバーが有力な候補となります。クラウドサーバーを利用するメリット それでは、クラウド サーバーについて活用するメリットを掘り下げていきましょう。イニシャルコストを削減できる柔軟にスケールアップ・スケールダウンできる障害・故障・災害対策になるクラウド サーバーのメリットは主に上記の 3 つです。イニシャルコストを削減できるイニシャルコストの低さは、クラウド サーバーの大きなメリットです。サーバーを構築するための設備投資は不要で、サーバーを保守運用するための専門人材の確保も必要ありません。低コストかつ、ベンダーと契約するだけですぐにサーバー機能を利用できるため、一時的または試験的に導入することも可能です。柔軟にスケールアップ・スケールダウンできる契約プランを変更すれば、サーバーのスペックを簡単に調節できます。サーバー導入時に必要だったサーバー スペックが過剰・不足になれば、仮想サーバーのスペックを上げる「スケールアップ」やスペックを下げる「スケールダウン」が容易です。また、仮想サーバーの台数も増減できるため、サーバー リソースの過剰や不足にも対応できます。さらに、従量課金制となっていることが多く、無駄な出費を抑えられるため運用コスト面でもメリットがあるのです。障害・故障・災害対策になるクラウド サーバーは、ネットワークを利用したサーバーです。そのため、バックアップのコピーや冗長化がしやすく、障害や故障、災害などによって被害を受けても、インターネットさえ使用できれば事業の継続や迅速な普及が可能です。クラウド サーバーのベンダーもサーバー施設の分散やバックアップで、万が一に備えています。「サーバーのデータが自社内の 1 箇所にしかない」という危険な状態から脱却し、リスク マネジメントを図ることができます。自社専用クラウドサーバーなら Google Cloud 「クラウド サーバーの導入を検討しているが、どれがいいか分からない」という場合は、Google Cloud の導入を検討してみましょう。Google Cloud は、Google 社が提供するテクノロジーやインフラを自社でも使えるクラウド サービスです。例えば、仮想サーバーを使用できる Google Compute Engine™ やコンテナ環境を使用できる GKE™(Google Kubernetes Engine)などがあります。ここでは、Google Cloud の魅力についてお伝えします。Googleのインフラを低コストで利用できるGoogle Cloud では、一般企業では構築できないような世界最先端のインフラを、誰でも活用することができます。従量課金制で使用した分だけ料金が発生するため、最低限のコストで利用可能。大きな予算が取れない企業でも、予算内で使用しやすいサービスとなっています。VPNとの連携でセキュリティも万全Google Cloud にはさまざまなセキュリティ対策サービスがありますが、サーバー活用時に特に注目したいのが Cloud VPN というサービスです。通信時に通信内容を隠し、暗号化キーを持つ人しか見られない状態にできる VPN 接続を利用して、情報を安全にやり取りすることができます。稼働率が高くて安定しているGoogle Cloud の稼働率は非常に高く、安定してサービスを利用することができます。稼働率とは、システムが正常に稼働する期間の割合を指し、数字が大きいほど正常に稼働する時間が長いことを意味します。例えば、Google Compute Engine では 99.95%、GKE では 99.5~99.9%、Cloud VPN では 99.9%の SLA が提供されています。Google Cloudの導入ならクラウドエースにご相談を! Google Cloud では、クラウド サーバーはもちろん、必要なクラウド サービスを選んで活用できます。しかし、どのサービスを導入するのが自社に最適なのか、20種類以上のプロダクトの中から組み合わせ、適切に運用するのは難しいものです。そこで活用したいのが、Google Cloud 導入のプロ集団であるクラウドエースです。予算に合わせて必要な環境をコンサルティングクラウドエース経由で Google Cloud を申し込むと、Google の公式から申し込むよりも、全てのサービスが 3%OFF になるため、利用料金を抑えることができます。さらに、利用料金の分析をしたり、取捨選択を提案したりするため、初めての Google Cloud 導入でも、予算に合わせつつ自社に適した環境を整備することが可能です。導入から運用までをトータルサポートクラウドエースの最大の特徴は、導入から運用、支払いまでトータル サポートする「Google Cloud 総合支援サービス」の存在です。最低限のサポートであれば、サポート料金は無料で利用できます。本格的に導入したい場合は、クラウドエースの技術者によるサポートが受けられる有料プランがおすすめです。無料プランであっても、Google Cloud でインフラ障害が発生した際の損害を補填するサイバーリスク保険や、利用料金の見える化サービスなどのサービスが付帯します。さまざまなアプリケーションとの連携も可能クラウドエースを利用することで、Google Cloud をその他のソリューションと連携させて利用することもできます。Google Cloud だけでは解決しきれない課題に、より効率的・効果的に対応可能です。<クラウドエースで連携させられる代表的なサービス>KARTE:CXプラットフォームMy START for Google Workspace:DX・ワーク トランスフォーメーションCmosy:DX・ワーク トランスフォーメーションASTERIA Warp:データ連携ツールtrocco:データ連携ツールMotino Board:BI ダッシュボードBroad Line:ネットワーク サービスMAGELLAN BLOCKS:機械学習プラットフォームTrend Micro Deep Security:セキュリティOMNIS:音声テキスト化サービスクラウドエースの支援でコスト削減できた事例最後は、クラウドエース経由で Google Cloud を導入し、コスト削減に成功した事例を紹介します。モバイル コンテンツ企業である株式会社エディア様は、もともと Google Cloud のインフラを利用していたものの、ランニング コストがかさみ、クラウドの乗り換えを検討していました。担当したカスタマー サクセス チームは、コストがかさんでいるサービスを 1 つずつピックアップ。ヒアリングと提案を重ね、最終的には Google Cloud の利用を続けたまま、コスト削減を実現させました。企業名株式会社エディア業種・ゲームサービス事業 ・ライフエンターテインメントサービス事業導入背景長期運用しているゲームタイトルの Google Cloud のランニング コストが高止まりしていた導入結果・年間のインフラコストを従来に比べて大きく削減 ・既存環境に大きく手を入れることなく実現できたためリスク度合いも維持できたクラウドの乗り換えでは、乗り換え後のパフォーマンスやサービスへの影響を正確に把握することが難しく、リスクもあります。そのため、リスクを回避しつつ、コスト削減の目標値を達成したことに満足の声をいただけました。クラウドエースでニーズに応じたサーバーを構築しようインターネット上で情報発信したり、サービスを提供したりするためには、必ずサーバーが必要となります。自社内にサーバーを設置するには時間も費用もかかるため、これからサーバーを導入する場合にはクラウド サーバーがおすすめです。クラウドエースでは、豊富な実績と Google に認められた専門性の高さから、Google Cloud 導入・運用をサポートしています。クラウド サーバーの導入を検討されているのであれば、ぜひ一度ご相談ください。Google Cloud だけでなく、AWS や Azure と比較しながら検討したという方は、ぜひ下記の資料をご覧になってください。 AWS・GCP・Azure 3大クラウドサービス 比較表 ※ Google Cloud、Google Compute Engine、および、GKE は Google LLC の商標です。参考URLhttps://www.colorfulbox.jp/media/server/ https://www.rworks.jp/system/system-column/sys-entry/16259/ https://www.idcf.jp/rentalserver/user-support/knowledge/server/role.html https://ds-b.jp/media/what-is-server/ https://cloudadvisor.jp/blog/how-to-choose https://www.internetacademy.co.jp/trends/it-strategy/what-is-server-introductory.html https://mixhost.jp/column/dedicated-server/ https://altus.gmocloud.com/suggest/shared/#:~:text=%E4%BB%95%E7%B5%84%E3%81%BF%E3%81%A7%E8%A6%8B%E3%82%8B%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC,%E3%81%97%E3%81%A6%E5%88%A9%E7%94%A8%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82&text=%E4%B8%80%E6%96%B9%E3%81%A7%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%89%E3%82%821,%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%81%8C%E5%88%A9%E7%94%A8%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82 https://activation-service.jp/iso/column/2376 https://www.lrm.jp/iso27001/blog/iso27001isms/5763/ https://www.fujitsu.com/jp/solutions/business-technology/security/secure/column/201703-1/ https://cloud-ace.jp/column/detail161/ https://pfs.nifcloud.com/navi/words/scaleup_out.htm https://mixhost.jp/vpn-column/vpn-towa/#rtoc-1