企業の独自データ、公開データ、Googleマップ上のデータを一枚の地図に統合・可視化し、オリジナルのマップを作成するサービスです。誰もが使い慣れたGoogle Maps Platformを基盤とすることで、直感的な操作性や高精度の経路検索といった強力な機能を活用することが可能。クラウドエースの『地域情報可視化マップ構築支援 — Machishiru —』が、顧客や住民など、すべてのユーザーに分かりやすく価値のある情報体験を地図上で提供いたします。

地域情報可視化プラットフォーム「Machishiru」とは
「Machishiru」は、クラウドエースが提供する地域情報可視化プラットフォームです。 これまで分散しがちだった観光、防災、施設、統計情報などを一枚の地図上に統合し、全体像を分かりやすく可視化。住民や観光客、顧客など多様なユーザーが必要な情報を一目で把握できるようにするだけでなく、一元化された情報提供プラットフォームを整えることで、事業者や職員の方々の業務効率化にも大きく貢献します。
直感的インターフェース
- 地図をベースにした直感的なインターフェースで、誰でも簡単に情報を検索・表示できます。
- リスト表示と地図表示が連動し、ユーザーが欲しい情報にすぐにアクセスできます。
多様な情報の統合
- 地域の観光スポット、避難場所など、様々な情報を地図上に集約・表示し、一目で把握できるようにします。
- 情報の統合により、住民や訪問客の利便性と理解が向上します。
多言語化対応
- 外国人観光客の集客拡大と満足度向上、口コミによる宣伝効果が期待できます。
- 在留外国人の利便性を高め、新規層の利用が見込めます。
こんなお悩みはありませんか?
- Google Maps Platformを活用してオリジナルの地図を作成したいが、はじめてなので何から手を付けてよいか分からない。
- Googleマップが持つ住所やお店の評価などの地点データと自社データを組み合わせて地図上で可視化したい。
- 業務効率化のために、社内で管理している情報を地図上で管理したい。
- 顧客体験向上のために、ユーザビリティを高める情報発信力を強化したい。
地域情報可視化マップ構築支援でできること
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01
さまざまな情報をGoogleマップ上で可視化
企業が管理する店舗在庫や不動産情報などから、自治体が持つ観光・防災・施設情報まで、さまざまなデータを地図上で可視化します。これまで複数のシステムやWebページに分散していた情報を一枚の地図に集約することで、全体像を一目で把握可能にします。
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02
Googleマップ上のデータと独自保有データの統合
Googleマップが持つ膨大なPOI(地点)データと、お客様が保有する独自のビジネスデータを組み合わせ、新たな価値を創出します。さらに、この統合されたデータをもとに、空間統計や需要予測、到達圏分析といった高度な地理空間分析を行うなど、柔軟な拡張性も有しています。
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03
情報発信力の向上
地図を通じた直感的なインターフェースにより顧客にとって分かりやすい情報発信が可能となります。デジタルマップであるため、災害時に住民に危険を知らせたり、イベントの混雑状況をリアルタイムに伝えたりと、迅速な情報更新も容易になります。
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04
業務効率化で、組織全体の生産性が向上
顧客、社内での情報共有が円滑になり、問い合わせ対応や資料作成の時間を大幅に削減できます。事業者は商圏分析に、職員は統計データを活用した政策立案にと、データを根拠とした迅速な意思決定が可能となり、組織全体の生産性が向上します。
サービス導入の流れ
1.お問い合わせ
まずは弊社営業担当者またはページ下のお問い合わせからにお気軽にお問合せください。
2.実現内容の確認
抱えている課題や実現イメージを弊社営業担当やエンジニアを交えて、解決案の実現性や方向性について打ち合わせさせていただきます。
3.お見積り・提案
弊社にてお見積りを作成いたします。調達仕様書、提案書が必要な場合もお気軽にご相談ください。
4.ご契約
導入決定後、ご契約手続きを実施させていただきます。
5.導入・リリース
弊社にて導入に向けた設計、実装を行います。必要に応じてPoC(概念実証)などの対応も実施いたします。
ユースケース
自治体の場合
リアルタイムな防災情報で、住民の安全な避難行動を支援
災害時に紙のハザードマップやWebサイトで情報を確認する必要があったが、地域情報可視化マップ構築支援「Machishiru」の導入で、各種災害時の避難所の開設状況や設備をマップで可視化、リアルタイムで更新できるようになった。 さらに、現状の交通情報を反映したGoogleマップで、現在地から安全な避難所までの最適な経路も表示し、住民の避難を迅速にサポートできるようになった。

小売業界の場合
在庫の可視化による、新しい顧客体験と販売機会の創出
顧客がWebサイトで商品を見つけても、どの店舗に在庫があるか分からず販売機会を逃すことがあったが、地域情報可視化マップ構築支援「Machishiru」で、各店舗の在庫情報をリアルタイムで地図上に可視化できる環境を構築。 顧客は、欲しい商品の在庫がある最寄りの店舗を簡単に探し、そこまでのルートも確認可能に。顧客満足度と販売機会の向上につながった。

クラウドエースが選ばれる理由
1. Google Cloudの
豊富な導入実績

- Google Cloudの導入・開発・トレーニング実績は1,000社以上(グループ全体)
- クラウドの導入設計や生成AI活用、開発、運用・保守までをワンストップで提供
- 製造、小売、情報通信、ゲームなどあらゆる業界に対応
2. 受賞・認定多数!
圧倒的な技術力

- 優れた実績を収めたパートナー企業を選出する「Google Cloud Partner of the Year」を通算7回受賞
- Google Cloud認定資格取得数1,800以上 ※2025年1月時点
- Cloud Partner Top Engineer 2025で16名の社員が選出
3. 的確なサポート対応で
高い顧客満足度を実現

- ご契約いただいたお客様へは、弊社エンジニアによる技術サポートを提供
- テクニカルサポートの顧客満足度は95%以上 ※2024年(1〜12月)
- Google Cloud認定トレーナー数30名(国内トップクラス) ※2025年1月時点
よくあるご質問
- Machishiruは導入後すぐ使えるサービスですか。
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いいえ、Machishiruはお客様用にカスタマイズした内容で作成する地図サービスです。導入までには、お打ち合わせ → お見積り → 契約 → 開発 という流れになりますので、ご提供までにお時間をいただいております。
- Machishiruは、自社サービスに合わせてカスタマイズできますか。
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はい。お打ち合わせ時にどのようなデータを可視化するかなど、お客様が表示させたい情報を自由にカスタマイズすることが可能です。導入時のお打ち合わせでお客様のご要望をお聞かせください。
- 導入時のシステム開発費用以外に月額でかかる費用はありますか。
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Google Cloud、Google Maps Platformの利用料が別途かかります。利用量に応じた費用が毎月請求されます(Google Maps PlatformのAPI利用料には毎月無料枠が設定されているので、無料枠で収まる場合もあります)。導入時に月の予想アクセス数に応じた料金を試算させていただきます。
- Google Maps Platformの無料枠について教えてください。
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Google Maps Platformは従量課金制です。APIの種類や利用回数に応じて費用が発生しますが、APIごとに毎月1,000回〜10,000回まで無料で利用できる枠があります。詳しくは下記コラムをご確認ください。
Google Maps Platform 無料枠の変更について:2025 年 3 月 1 日からの新ルール →