顧客からファイルを受信する場合、メールやファイル送信サービスでファイルを受信するケースが多いと思います。そして、受信したファイルはPC上にダウンロードし、必要であればファイルサーバにアップロードする運用が多いのではないでしょうか。Cmosy には集荷便という機能があり、この機能を利用すると顧客が送付したファイルを直接 Google ドライブで受信することができます。
Cmosy は Google Workspace ( G Suite ) と連携して動作するファイル共有サービスです。日本では Google Workspace を導入している多くの企業が「社外共有NG」のセキュリティポリシーで Google ドライブを運用しています。Cmosy を利用すれば、この高いセキュリティポリシーを維持した状態でファイルを送受信することができます。
Cmosy 集荷便は社外のユーザから送付されたファイルを直接 Google ドライブで受信することができるサービスです。一度集荷便を発行すれば、有効期限中は無制限にファイルを受信することができます。ファイルが受信されると、集荷便を発行したユーザに受信通知が発行されます。また、ユーザ単位で集荷URLを発行できるため、集荷先のユーザレベルでファイルの送付履歴を追跡することができます。
図2. Cmosy 集荷便の概要
Cmosy 集荷便の機能
Cmosy 集荷便には、以下のような機能があります。
Google ドライブ受信
集荷便で受信したファイルは Google ドライブに集約されます。集荷先の Google ドライブフォルダはユーザ自身が選択することができます。
セキュリティ的に問題なければ、共有ドライブで社外のユーザと直接ファイルを共有するという方法もあります。しかし、共有ドライブの場合は権限をもつ全てのユーザが共有ドライブ上のファイルを閲覧できてしまうため、権限を絞りたいファイルにも接続されてしまう危険性があります。集荷便の場合、集荷送付を行うユーザは( Google ドライブ上で意図的に権限を付与されない限り)集荷先フォルダを閲覧することはできません。また、有効期限によってファイルが送付できる期限もコントロールすることができます。単純に社外からファイルを受信したいだけであれば、共有ドライブではなく集荷便がオススメです。