2022/06/30 流通・小売株式会社コナカ伴走支援データ分析基盤構築インフラ構築・移行コスト最適化・運用改善 データ分析基盤の構築・可視化によって約 20% のコスト削減と分析時間の大幅な短縮を実現 1952 年の創業以来一貫してスーツを中心とした紳士服専門として事業拡大を進めているコナカでは、スーツをパーソナライズできるスマートフォンアプリ「DIFFERENCE」を 2016 年 10 月にローンチしました。これまで Amazon Web Services(以下、AWS) 上で運用していましたが、コスト面などでの課題解決のため、Google Cloud 上への移行をクラウドエースでご支援しました。課題コナカでは、ベンダーを介して AWS 上で運用を行っていましたが、DMS 及び BI ツールに関して、スピード感に課題を感じており、かつ作業依頼時のコストが高額であったため、気軽に作業を依頼しづらいといった状況でした。 また、BI ツールの利用に対してライセンス料がかかっており、コスト削減を図りたいといった思いがありました。アプローチ方法&プロジェクトの成果AWS 上で構築していた分析基盤を Google Cloud へ移行を実施しました。 データ部分に BigQuery を活用し、これまでベンダーに依頼して抽出していた分析をダッシュボードのフィルタ機能に置き換えることで分析の時間大幅な短縮、および約 20% のコスト削減を実現できました。 また、BI ツールを Tableau から Data Portal への置き換えを行うことで、コスト削減に成功しました。 上記を行ったことによって、データ項目を既存のものに加えて、新たに顧客から要望があったものに関して分析軸を増やしていくことが可能となり、より経営に有用な BI にすることができました。利用プロダクトCloud StorageCloudfunctionsBigQueryDataPortalCloud LoggingCloud Monitoringデータ分析基盤の構築なら Google CloudBigQuery は、非常にニーズの高いDWHとして、性能面やコスト面において世界的に極めて高い評価を得ています。本事例でご紹介したように、BiqQuery と BI ツールを組み合わせすることで、膨大なデータを高速処理するデータ活用も実現可能です。クラウドエースは、Google Cloud 専門のシステムインテグレーターとして、BigQuery を活用したデータ構築基盤の設計・構築を数多く実施しています。データウェアハウスの新規構築および移行をご検討のお客様には、 Smart Analytics Booster をご用意しています。本サービスのポイント①設計段階でお客様の Google Cloud の技術力向上に向けたナレッジトランスファー②弊社にエンジニアによるワークショップで内製化の強化③ディスカッションした内容のドキュメント化・Q&A対応・サンプルコード提供本サービスは、BigQuery や各種データパイプラインサービス・BIツールを中心としたシステムの設計・開発・構築をお客様と共に実施し、技術力を高める技術支援サービスです。データ分析基盤の設計・構築をご検討の際には、ぜひお気軽にご相談ください。「Smart Analytics Booster」を含む「クラウドブースター」のサービス群は、「Google Cloud コンサルティング」に名称変更しています。サービスを集約することで、お客様の多様なご相談にどの角度からでもお応えできる体制を一層強化。伴走型支援として、引き続きお客様の内製化をサポートいたします。企業概要株式会社コナカ『すべては品質から。』をスローガンに「SUIT SELECT」をはじめ、「DIFFERENCE」、「紳士服コナカ・フタタ」と、それぞれ異なるコンセプトの 3 つのチャネルでスーツを中心としたビジネス衣料を展開。 https://www.konaka.co.jp/DIFFERENCE について https://difference.tokyo/クラウドエースがお手伝いします!クラウドエースでは、Google Cloud を最大限活用していただくことができるように、さまざまなサポート サービスをご用意してお待ちしております。Google Cloud とクラウドエースについて、さらに知りたい方は下記の資料をご覧いただくことをおすすめいたします。GCP(Google Cloud)とクラウドエースのご紹介 この記事を共有する