こんにちは。
Cloud Next ’21ではたくさんのサービスが発表されました。筆者自身はリアルタイムで情報を追っていたわけではなかったので、自身へのまとめのつもりでDeveloperが抑えておいた方が良さそうなことを探してここにまとめます。
アップデートの全てを知りたい方は、以下のリンクを参考にすると良さそうです。

Google Cloud Official Blog What’s new at Next

これを読んだ個人的な感想としては、GCPの中に留まらず他のクラウドやオンプレミスのサーバと連携できる機能がたくさん増え、今後も増えていくのかなと感じました。

Google Cloud Managed Service for Prometheus

GKEの監視をする際に、既存のソリューションとして Kubernetes Engine Monitoringがありますが、痒いところに手が届かないもどかしさを感じたことがありました。
自前でPrometheusを導入するケースもありましたが、新しく発表された Google Cloud Managed Service for Prometheusを利用すれば、その手間がある程度楽になるのだと思います。
利用するには登録と許可が必要なので、まだ誰でも試すことができません。

Introducing Log Analytics

GCPでログを分析しようとする場合、LoggingでログのSinkを作成して、BigQueryに保存しておくことが一般的だったと理解しています。
しかし、Log Analyticsを有効にした場合、Loggingが管理するBigQueryデータセットに自動的にログが保存されるようになり、Sinkを設定することなくLogの分析に適したUIでそれが行える、と書いてあるように見えます。
こちらも利用するには登録と許可が必要です。

New GKE autopilot features

地味に嬉しいアップデートとして、autopilot modeのGKEでも mutating webhooksが利用できるようになりました。
これが1番嬉しいかもしれない…

Vertex AI Workbench

これが1番すごいかもしれない…
Google Cloud Japanの寶野さんがtwitterでGIF付きで説明しています。
これ以上の説明は特に不要でしょう。

Spot VMs

既存のpreemptible VMの後継(?)となるものです。
利用用途はpreemptible VMと同様だと考えて良さそうですが、「最長24時間の起動時間」という制約が無くなっています。
細かいところでは割引率も多少変わっています。

ライブマイグレーションが実施されないなど、長期運用には向かない特徴がありますが、バッチなどの一時的なコンピューティングリソースとして積極的に活用できそうです。

GKEでSpot VMsを利用するには

gcloud beta container clusters create example-cluster --spot

のように、最後に --spot オプションを加えます。

PostgreSQL Interface for Cloud Spanner

従来のCloud Spannerは専用のクライアントライブラリで接続する必要がありましたが、
PostgreSQLクライアントからも接続できるようになります。

互換性は100%ではないとのことなので、今後利用されるにしたがって拡張していくものと思われます。