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忙しい人のための 【Google Cloud Next ’19 in Tokyo サマリー:Google Cloud Search 〜 Google の検索技術でビジネス革新】

こちらの記事は弊社技術ブログに掲載していた内容となります。一部を除き、投稿当時の情報となりますので、紹介内容の最新情報については別途公式情報等をご参照下さい。

こんにちは。クラウドエース編集部です。

7/31 – 8/1で行われた Google Cloud Next ’19 in Tokyo。
YouTube で動画も続々とアップロードされていますが、動画を観ている時間がない…要約だけ知りたい…
という方向けのセッションサマリーとなります。

ブレイクアウト セッション – 40 分 • D1-3-S09
Google Cloud Search 〜 Google の検索技術でビジネス革新

Google Cloud Cloud Search、グローバル テクニカル プログラム マネージャー:リカルド ウレーニャ
Google Cloud 事業本部長:花岡 泰士

YouTubeはこちら

Google Cloud Search 〜 Google の検索技術でビジネス革新

検索で企業をお手伝い:グローバルで検索をどのように使っているのかをお話しします。

  1. 情報検索に費やす就業時間の割合:20%
  2. エグゼクティブが受け取る情報で、必要なもの:10%未満
  3. 検索がうまくいかない、コンテンツの再作成:38%

データと分析

  • 世界のデータの90%は過去2年間で作成されたもの(ゴールドマン調べ)
    • 企業のエコシステム全体で、コンテンツが増殖
    • 非構造:slack, twitter FBなど…
    • 構造:ptc、 SAP、 Oracleとか…

もしも企業内の情報検索が Google くらい簡単なら…
検索のパワー、技術を企業度セキュアに使う。これが Google Cloud Search の成り立ち
マネージドで、セキュアなエンプラサーチ

Google のミッション:
「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすること」

GCSのミッション:
「企業にとって重要な情報を整理し、企業の人々がアクセスができて最適な意思決定を実施・共有できるようにする」

  • すばやく、容易に、安全に。
  • キーボードに打ち込めば検索可能
  • ビジネスに求められるプライバシーとセキュリティ対応
  • 機械学習機能を搭載

GCS の特徴

  • ユーザー/コンテクスト
    • アクセス権
    • ロケーション
    • インタラクショングラフ
  • コンテンツ/コンテクスト
    • 類義語、スペルチェック、
    • メタデータ重み付け
  • アプリケーション
    • 業務アプリケーションごとに使われている単語の意味を設定

Cloud Search のユースケース

Google Cloud マネージング ディレクター:マーク フレッセル

Easiest Google name to remember:Google Cloud Search!

Who is cloud search for? ~大量の情報を扱う業界の業務上の課題を解決

  1. 医療
  2. 小売
  3. メディア
  4. 金融
  5. 製造
  6. 行政

Colgate / Palmotive 事例

  • 36,000人以上の従業員が利用する社内ポータルで利用
  • SAP、ITヘルプデスクのサポート資料LumAppsなど5つ以上のデータソースを検索対象として連携
  • People Search:Critical problem we are working on now

Whirlpool事例

  • 複雑なシステム環境:21システムにおける1200万のドキュメント
  • 自社製の検索ツールで重要な検索ツールが不足
  • 1ヶ所から全コンテンツを検索できない
  • 業務上の課題
  • エンジニアが正しい情報を適切なタイミングで見つけられない
  • ソリューション
    • SearchPro:
      *エンジニアと製品開発者向けにGCSを活用したソリューションを提供
  • 導入効果
    • ナレッジを検索して再利用することで、迅速な行動、品質の向上、無駄な作業の削減が可能に
  • Search 2.0 エンプラ対応
  • 3ヶ月でQA用環境にデプロイ、6ヶ月以内にフルデプロイ
  • 21のカスタムコネクタ
  • カスタムUI – Google App Maker
  • 1200万のドキュメントを1週間でインデックス作成

Philips事例

  1. 業務上の課題
    1.フィールドサービスエンジニアが客様の問題の解決に必要な情報を必要な時に得るのが困難
  2. ソリューション
    1. Google for service では、膨大な量をGoogle検索して数秒で発見できる
    2. GFSで検索時間を27パーセント削減
    3. 解決にかかる時間を15パーセント短縮
    4. Technology is all about relevance – focus on the business problem.

Cloud Searchのアーキテクチャ

  • Cloud search is a platform
  • we have a robust index API
  • connector ecosystem that is open source.
  • we work with the partner who build a connector
  • if you are a G Suite customer, we index the data for you
  • we have query API
  • AutoML/Vision/翻訳/NLP
  • 100以上のコネクタをエコシステムで提供

Google Cloud Search Platform 主なメリット

  • 企業コンテンツ全体への検索
  • オープンソースコネクタとSDK
  • セキュリティ強化
  • 多重言語対応
  • ゼロアドミン
  • 世界基準の検索技術
  • コンプライアンス対応
  • GDPR,ISO,HIPAA, TedRamp(Q3)コンプライアンスに対応

自然言語のクエリ クエリを理解して自動実行

実際の成果:機械学習により検索品質が大幅に向上

  1. ~20%mean reciprocal rank↑
  2. ~15%検索の成功↑
  3. ~19%検索セッションの放棄↓
  4. ~30%結果がゼロのクエリ↓

本セッションのまとめ:GCSは…

  1. マネージドサービスソリューション(SaaS)
  2. 安全性
  3. Google スケール
  4. 検索品質・機械学習のリーダーシップ
  5. 適合性とランキング
  6. 自然言語の理解
  7. 人物検索、ディレクトリ
  8. 検索結果

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