• tech系
10分で読める

忙しい人のための 【Google Cloud Next ’19 in Tokyo サマリー:基調講演1】

こちらの記事は弊社技術ブログに掲載していた内容となります。一部を除き、投稿当時の情報となりますので、紹介内容の最新情報については別途公式情報等をご参照下さい。

こんにちは。クラウドエース編集部です。

7/31 – 8/1で行われた Google Cloud Next ’19 in Tokyo。
YouTube で動画も続々とアップロードされていますが、動画を観ている時間がない…要約だけ知りたい…
という方向けのセッションサマリーとなります。

基調講演 • D1-0-K1

YouTube はこちら

Google Cloud 日本代表:阿部 伸一さん

19,000人を超える人が本イベントに申し込みされました!
Cloud を活用した様々なイノベーション
今回のテーマは 「かつてないクラウドを体験しよう。」

  1. break out session
  2. 90のブースがあるexpo
  3. diversityandinclusion
  4. ハンズオンラボ
  5. ask the speaker
  6. cloud square

私たち Google がお客様に寄り添い、
お客様の課題を解決するために活動しています。
より生産性を高め、利益を向上させたいと思っています。

Google Cloud インフラバイスプレジデント:Urs Hölzle ウルス ヘルツルさん

it’s a tremendous honor to join here.
there’s much more to come this year in japan.
Sales has reached $ 8 billion.

  • 大阪リージョン
    • グローバル20番目
    • アジア7番目
    • 日本2番目
    • 4倍以上のパートナー開発認定
    • 6倍の受講数
    • Google Cloud 採用企業の増加
    • Compliance and Security
  • Anthos solves velocity mergibility
    • コード変更なしでどこでもデプロイ
    • オンプレクラウドなんでも
    • デフォルトで安全に
    • working together with intel, cisco, dell, HP, lenovo
    • with anthos not just a platform, but a lot of it.

ビジョン:アプリケーション開発ソリューション

  1. オンプレのモダナイズ
  2. クラウドの意向
  3. クラウドネイティブアプリの作成
  4. 一貫したセキュリティ、効率性、信頼性

デジタルトランスフォームプラットフォーム

パートナー製品による強化

  1. アプリケーション開発とモダナイデーション
  2. 大規模なデータ管理
  3. スマートアナリティクス
  4. 先進的なAIと機械学習
  5. コラボレーションの促進

DeNA 南場智子さん

会社を立ち上げたのは1999年、元々は経営コンサルタントでした。初めはシステム開発は要件定義のみ、内部や実装は外部という仕組みで会社をやっていました。
開発が全て終わっているはずの日に、コードが全くかけていないということもありました。その私たちがどうやってその後の道のりを辿ったかをお伝えします。

  • エンジニア採用
    • 2000年完全内製体制を築く
    • システムリテラシー
    • 経営+技術が話せるメンバーを採用
    • 5 billion requests/ day
    • 数十万 requests / sec
  • 日本トップの技術力
    • 2015年 クラウド利用増加(オンプレサーバーをマネージしてた)
    • 2018年 Onpremise vs cloud shift
    • オンプレ派とクラウド派に分かれる
    • 「技術の強みを生かした差別化」
    • 「コストメリット」
    • クラウドを使い倒す!
    • On-Premiese ≒ Cloud
  • 人材
    • 創造的仕事にフォーカスしたい=クラウドに決める
    • Google Cloud を使った Cloud Shift
    • 技術の蓄積があるからこその貢献、カタログ以上の貢献ができている

「技術でもって世の中にdelight を届けていく。曇りなく良い決定だったと思っています。」

DeNAはentertaimentの会社だがとてもロジカル:

  • 真面目にエンターテイメントをする
  • 「長く愛されるゲーム」
  • GCP でAnd app Mob pokemon mastersも開発してます
  • All Cloud Native App
  • Anything, anywhere!
  • sickケアからhealthケアへ
  • スポーツで人と街を元気にする
  • ITとAIで世の中に喜びを届けたい

「Delight and Impact the World」

Google Cloud テクニカル インフラストラクチャ部門 シニア バイス プレジデント:ウルス ヘルツルさん

パートナー企業
NRI and Iret are the new premier partners in Japan

業界に特化したデジタルトランスフォーメーションソリューション

  1. メディア
  2. ヘルスケア
  3. 小売
  4. 金融
  5. ゲーム
  6. その他

Google Cloud パートナー インダストリープラットフォーム部門 プレジデント:タリク シャウカット

Industry verticals
これらの業界ソリューションで何ができるのか?

For example: financial services;
how they use smart analytics, big data
You can understand the customer behavior better = Better customer experience.

merpay:曾川さん

3つのpaymentサービスに関わる
1. Google pay
2. LINEpay
3. merpay

2017年からメルペイ
フリマで売ったお金・銀行口座と繋いで使えます。クーポン機能もある。
取扱高
年間で5000億円
1299万人
1. 2019年2月:ID開始
2. 3月コード払い
3. 4月後払い
4. 5月ネット決済

メルペイの技術的チャレンジ
1. 2017年11月創業から15ヶ月でのサービス立ち上げ
2. 金融関連事業のメルカリとの統合
3. マイクロサービス化を同時進行

  • マイクロサービスには:kubernates engine
  • データベースにはavailability scarability
  • ベースには:cloud spanner
    …などが必要でした

「信用を創造してなめらかな社会を作る」Building trust for a seamless society

GCP を使い、自由にやりたいことを達成する、そんな社会を実現したい。

Accenture:関戸さん

金融基幹システム

  • これまでの日本金融システム
    • 第一次オンライン1960~
    • 第二次1970~
    • 第三次1980~

顧客の体験をどう変えていくか

技術は効率的だが、ビジネスの柔軟性ではまだ課題がある
伝統的な国内銀行業務は成熟している
クラウドから無限にリソースは調達できる
次世代の基幹システム=クラウドやマイクロサービス=
GCP だと思っている

ゼロバンク・デザインファクトリー 永吉さん

MAINRI – 金融システムソリューション
* Google, Accenture, との緊密な連携で開発された
* ふくおかフィナンシャルグループ
* いち早くデジタルプラットフォームを作った
* Wallet + ネオバンク 2016年7月サービス開始、80万ダウンロード
* my Coin FFGのオリジナルポイントサービス
* 年間10億円くらいの流通量がある
* 2016年10月、80万ダウンロード

「Banking is necessary, but Banks are not. – 1994, Bill Gates」

デジタルディスラプションにおける、次世代のバンキング その器
* 東京ー福岡でアジャイルな研究・開発
* GCP をフル活用したMAINRIがベース
* 新しい金融「ノアの方舟」に
* マルチクラウドが重要になってくると思っている
* マイクロサービスをどうスケールしていくか?
* 金融業界は大洪水レベル=新しい器が必要
* 新しい技術、パートナー、一緒に新しい金融世界を一緒に考えたい

Google Cloud パートナー インダストリープラットフォーム部門 プレジデント:タリク シャウカット

  1. Healthcare
    1. healthcare solution available in bata now
  2. Retail
    1. personalising, improving, optimising supply chain, etc.
  3. Manufacture
    1. optimise shop floor, customer care, etc
  4. Media and entertainment
  5. Public sector
  6. Gaming
    1. Secure infrastructure, machine learning, to get to know their customer better, to produce new gaming platforms…

ガンホーオンライン:菊池さん「最高に面白いゲームを作る」

  • Mspo
    • Mspo株式会社が提供するモバイル向けプラットフォーム
    • ガンホーとして初めてGCPを採用(フルコミット)
    • 当初は不安しかなかった
  • なぜ GCP?
    • 広告サービスとの親和性
    • 分析サービスの強さ
    • 拡張性の高さ
  • メリット
    • Cloud Spanner導入
    • 初めてRDBMS以外のDBを採用
  • 広告やゲームのデータを全て集約
    • Lookerを活用(optimise、BQ)

今後のガンホー:
1. 分析・AIへの取り組み
2. 海外展開の強化
3. 新モバイルゲーム、Dragonquest walk、GCP でサポートします。
4. kubernetes/cloud spanner

  • 企業の可能性を広げる:
  • 市場参入を拡大
  • 企業の可能性を広げる
  • 深い専門性
  • 顧客の成功をサポート
  • 企業向け契約とわかりやすい価格設定
  • 共同イノベーションフレームワーク
  • パートナー強化プログラム [Partner enablement program]

we are dramatically expanding our sales/customer experiences.
customer success, care, service…whole new approach.
We continue to amplify the excitement, accelerate the transformations.

Anthos vice presitent:イヤル マナーさん

  • Multi cloud and hybrid –
  • 80% workloads are still on-premises
  • 75% are thinking to adapt multi-cloud/hybrid
  1. 複数のクラウドを同じ方法で管理する、ハイブリッドソリューション
  2. Cloud Service Platform
  3. Anthos – 一般提供中
  4. security build-in
  5. オンプレでもクラウドでも一貫性のある体験を
  6. With anthos, you can modernise your app right now

Google Cloud カスタマーエンジニア技術部長:佐藤さん

  1. インフラの管理は煩雑
  2. アプリケーションをモダナイズするためのポイント、想像以上に簡単
  3. migrate for anthos β版提供開始
  4. アプリケーション書き直し不要

仮想マシンモダナイズ、デモ

  • 多くのサービスで構成されるアプリケーション管理は複雑
  • google cloud service meshを使えば簡単
  1. セキュリティ上の洞察を用いたリスク管理
  2. 場所をマルチクラウドでも統一管理ができる
  3. コードかきなおし不要
  4. クラウド契約交渉を有利に運べます
  5. パートナーベンダー、みんなに有利
  6. モダナイズを簡単かつ迅速
  7. anthos でマルチ・ハイブリッド戦略
  8. 一緒に成功を掴む、信頼できるパートナーとして

NTTコム:工藤さん

AnthosをAPACで初めて活用する企業
「NTTコミュニケーションは新たな挑戦へ」

コンテナエンジン Kubernates engine を活用→20%の稼働削減
enterprise cloud skyway cotoha API
NTT enterprise cloud

  1. AnthosはGKEをどこでも利用できる画期的なものです
  2. NTTのセキュアなインフラ(enterprise Cloud)と合わせて活用
  3. early adopterとして検証評価に携わりました

医療機関と連携、患者に合わせたカウンセリングに応用→良質なリハビリサービスを実現

Google Cloud serverless platform
1. サーバー管理不要=機敏性
2. フルマネージド
3. コンテナの柔軟性

Cloud Run
1. あらゆる言語
2. ライブラリ
3. バイナリ
4. You pay only for what you use.

Cloud Run on GKE
1. どこでも、同じように動作
2. フルマネージドを同じ環境で
3. あらゆる場所で
4. 今USでbeta
4_1. Tokyo、belgian、US south carolinaでもリリース予定

アプリケーションをより簡単に作成
1. Compile
2. Run
3. Edit

Cloud Code
1. ビルド、デバック、K8sへのデプロイを素早く
2. IDEsへの拡張機能
3. どこでも同じようにデプロイ
4. コードに集中
5. available TODAY!

Google Cloud データベースプロダクトマーケティング マネージャー:エイミー クリシュナモハン さん

データマネジメント

  • lifting and shifting to cloud
  • secure, reliable, highly available services, that are easy to use…
  • it can be challenging your existing data to the cloud
  • Cloud SQL for SQL server 間も無く日本でリリース予定

Windowsサーバーでwindowsのワークロードをクラウド移行するデモ

サービス間の統合体験を実現
SQL とactive directory をマネージドサービスとして GCP 上で起動
Cloud SQL のデータをBQで直接クエリをかけることができる。

  • オープンソースデータベースのパートナー
    • elastic 日本で使える
    • データマネジメント
    • 企業の以降サポート
    • SAP, SQL server

Google 日本法人代表 ピーター フィッツジェラルドさん

  1. ZOZO:Visual search = Cloud GPU→TensorFlow model→55倍早くなった
  2. リクルート:hadoop, spark環境→ Google 移行→情報獲得の時間が14倍早くなった
  3. JR 東日本:company who’s aware of responsibility of transportation
    1. Suica payment
    2. Using AI how to provide on time travel、seamless hospitality
    3. mobility as a service (MAAS)

JR東日本副会長:小縣さん

上下一体構造 水平一体構造

収益構造
1. 32%生活サービス
1. 鉄道68%
1. ビジネスモデル
1. 鉄道
1. 生活サービス
1. 電子マネー
1. 車両製造
1. 海外

変革2027
シームレスな移動の実現
STTTモデル(shortening total trip time)
Mobility of JR-EAST

  1. MTOMIモデル
    1. インフラとサービスの統合。ただのインフラではダメ=
      1. operation
      2. maintenance
      3. technology
      4. management
      5. ⇆お客様(価値)

1790万人(お客様)+ インフラ
クラウド→業務、お客様満足度の向上

“Advanced ICT fits PT well; PT* fits Advanced ICT well.”

*PT= Public Transport

  • 業務変革
    • Google のAI技術を活用したメンテナンス改革
    • Google AI を Condition Based Maintainanceに活用→メンテナンス革新に向けた効果検証を実施
  • 顧客体験の向上
    • Google Assistant対応(10月開始予定)
    • Google Pay と Suica の連携
    • テーマ:「繋ぐ」

この記事を共有する

合わせて読みたい