Professional Cloud Architect
通称:CA。
GCP プロフェッショナルエンジニアの登竜門となる資格です。
広範囲の知識が求められます。
広く浅くではなく、しっかりと GCP 公式ドキュメントを読み、実技演習(Qwiklabs)を実施し、理解しているかが問われます。
Professional Data Engineer
通称:DE。
名前のとおりデータサイエンティストが受験する資格です。
膨大なデータの処理や機械学習が中心となりますが、CA 合格者は DE に挑戦する方が多いようです。
GCP 公式ドキュメントをしっかり読むと、自然と DE 周りの知識とスキルが身につくのかもしれません。
Professional Cloud Developer
通称:CD。
2019年4月時点で英語のみです。
プログラミングの知識も必要とする CA の上位に位置する開発者向けの資格です。
GCP は昔から「プログラマのためのクラウド」と言われているので Java や Python でコードが書ける方が受験すると考えます。
Professional Cloud Network Engineer
通称:CNE。
2019年4月にサンフランシスコで開催された Next ‘19 で受験できました。
今は日本でも受験可能です。
当然、英語ですが最も新しい資格の1つです。
ネットワークエンジニアにとって大変興味深い資格です。
Cloud Interconnect(GCP の L2 相互接続サービス)は気軽に試すことが難しく、実務経験を必要とします。
ただし、Google 検索すれば日本語での体験記事がヒットするので受験に備えることもできます。
Professional Cloud Security Engineer
通称:CSE。
CNE と同じく Next ‘19 で受験できました。
今は日本でも受験可能です。
セキュリティエンジニアが受験する資格と思われがちですが、パブリッククラウドにおいてセキュリティは大変重要です。
セキュリティ事故1つで甚大な被害が発生します。
ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)を取得している企業で勤務されている方はトライしてほしい資格です。
私見ですが、4~6番目の CD / CNE / CSE は是非とも挑戦してほしい資格です。
メガクラウド(GCP / AWS / Azure)をこれから使う、使いこなす上で必要不可欠なスキルです。
マルチクラウドはベンダーロックインを回避する上でも良策であり、これを実現させるためにクラウドエンジニアに求められるスキルが CD / CNE / CSE と考えます。