国際自動車株式会社
グループ情報分析基盤(DWH)構築により、経営指標をより速やかに分析・出力可能に
タクシー・ハイヤー・バスをはじめ、自動車保険、自動車整備、などの旅客運送事業のリーディングカンパニーである国際自動車(kmグループ)では、膨大なデータを経営判断に活用するため、データの可視化に取り組んでいましたが上手く推進することができず、課題を抱えていました。そこで Google Cloud の BigQuery を活用した DWH 構築をクラウドエースで支援させて頂きました。
課題
経営方針や指標を決める際に必要なデータを可視化するために、Excel で手作業の集計を行っていました。そのため、膨大なリソースとコストがかかっており、データ保管場所も部署や個人のPCに散在していたため、すべてを集約してより効率的に使えるデータとして整理したいと思っていました。
アプローチ方法・プロジェクトの成果
課題についてクラウドエースに相談したところ、データの集計・分析の自動化、分散したデータの集約を目指し、GoogleCloud のプロダクトの BigQuery と Google Compute Engine を活用することになりました。
これにより、BigQuery によるデータの統合・高速処理と、 Google Compute Engine による自動的なデータ集計を実現しました。
また、BI ツールとして Tableau を活用して可視化することで、データの可視化・有益化・業務効率化に繋がり、集計に費やしていたリソースコストを削減することが出来ました。
このように集計・分析の自動化、分散したデータの集約が可能になったことで、配車実績の円滑な把握等が可能になりました。
今後はこれらを活用し経営層の経営指標の分析効率化を推進していきたいです。
利用プロダクト
- Google Compute Engine
- Cloudfunction
- BigQuery
- CloudStorage
- Pub/Sub
この記事を共有する