公開:2023年02月14日 プレスリリースクラウドエース株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:青木 誠)は、オンプレミスでサーバー管理を実施しているシステム担当者 109 名を対象に、システム担当者のサーバー管理に関する実態調査を実施いたしましたので、お知らせいたします。調査サマリー調査概要:システム担当者のサーバー管理に関する実態調査 調査方法: IDEATECH が提供するリサーチ PR 「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査 調査期間: 2023 年 2 月 3 日〜同年 2 月 6 日 情報出典元: https://cloud-ace.jp 有効回答:オンプレミスでサーバー管理を実施しているシステム担当者 109 名 ※構成比は小数点以下第 2 位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも 100 とはなりません。■サーバー管理上の課題として、約半数が「バージョンアップ、セキュリティパッチ適用などの運用管理」と回答「サーバー管理上の課題点を教えてください。」 と質問したところ、「バージョンアップ、セキュリティパッチ適用などの運用管理」が 47.7% 、「機密情報や個人情報などの漏えい対策」が 43.1% 、「運用管理に対応する人がいない」が 43.1% という回答となりました。▼全ての回答 ・バージョンアップ、セキュリティパッチ適用などの運用管理: 47.7% ・機密情報や個人情報などの漏えい対策: 43.1% ・運用管理に対応する人がいない: 43.1% ・ハードウェアリソースの有効活用: 33.9% ・設置スペースの削減: 21.1% ・大量のケーブルによる弊害: 16.5% ・その他: 1.8% ・わからない/答えられない: 3.7%■半数以上が「パブリッククラウド」への移行を考えている実態「あなたの会社では、「パブリッククラウド」への移行を考えていますか。」と質問したところ、 「考えている」が 52.3% 、「考えていない」が 38.5% という回答となりました。▼全ての回答 ・考えている: 52.3% ・考えていない: 38.5% ・既に移行済み: 2.8% ・わからない/パブリッククラウドを知らない: 6.4%■移行を考えていない理由は、「メリットがわからない」や「必要性を感じていない」など「パブリッククラウドへの移行を考えていない理由を教えてください。」と質問したところ、 「パブリッククラウド移行でのメリットがわからないから」が 35.7% 、「特にリソースが変わらず必要性を感じていないから」が 33.3% 、「移行に関する技術的なリソースが不足しているから」が 23.8% という回答となりました。▼全ての回答 ・パブリッククラウド移行でのメリットがわからないから: 35.7% ・特にリソースが変わらず必要性を感じていないから: 33.3% ・移行に関する技術的なリソースが不足しているから: 23.8% ・ Active Directory とどう連携させてよいかわからないから: 21.4% ・自社でのシステムがカスタマイズされているから: 21.4% ・独自のセキュリティ対策をしているため: 19.0% ・その他: 7.1%■他にも「ネットワーク遅延が懸念される」や「セキュリティ的な意味合いで、クラウドを使用することはできない」などの理由も「 Q3 以外にパブリッククラウドへの移行を考えていない理由があれば、自由に教えてください。」と質問したところ、 「ネットワーク遅延が懸念される」や「セキュリティ的な意味合いで、クラウドを使用することはできない」 など 25 の回答を得ることができました。<自由回答・一部抜粋> ・ 50 歳:ネットワーク遅延が懸念される。 ・ 50 歳:業務の性質上、セキュリティ的な意味合いで、クラウドを使用することはできないため。 ・ 56 歳:予算の問題。 ・ 47 歳:パブリッククラウドへ移行するようなシステムを持っていないから。 ・ 55 歳:社内ルールで会社データを社外に置くことを禁止しているため。 ・ 52 歳:容量スペック共に必要な物を求めると高い。 ・ 58 歳:インターネット障害時に困るのでないか。■パブリッククラウドの移行時期として、 50.9% が「 3 ヶ月以内」を想定 「パブリッククラウドの移行時期を教えてください。」と質問したところ、 「 1 ヶ月以内」が 12.3% 、「 3 ヶ月以内」が 38.6% という回答となりました。▼全ての回答 ・ 1 ヶ月以内: 12.3% ・ 3 ヶ月以内: 38.6% ・半年以内: 19.3% ・ 1 年以内: 12.3% ・ 1 年より先を予定: 7.0% ・未定: 10.5%■移行に関する課題、約 6 割が「クラウド利用はセキュリティーに不安がある」と回答「パブリッククラウド移行に際し、悩み・課題があれば教えてください。」と質問したところ、 「クラウド利用はセキュリティーに不安がある」が 57.9% 、「クラウドの開発会社が選べない」が 43.9% 、「サポート費用を試算できない」が 31.6% という回答となりました。▼全ての回答 ・クラウド利用はセキュリティーに不安がある: 57.9% ・クラウドの開発会社が選べない: 43.9% ・サポート費用を試算できない: 31.6% ・運用に関するルールがわからない: 29.8% ・自社システムとの連携が難しい: 26.3% ・ Active Directory の移行が難しい: 24.6% ・社員の周知に時間がかかる: 14.0% ・環境の複雑化の予測ができず、今後の対応に不安がある: 14.0% ・特に悩みはない: 0.0%■他にも「費用対効果」や「 P マークを所持しているので、適合できるのか不安」などの悩みも 「 Q6 で回答した以外に、パブリッククラウド移行の際の、悩み・課題があれば教えてください。」と質問したところ、「費用対効果」や「 P マークを所持しているので、適合できるのか不安」など 39 の回答を得ることができました。<自由回答・一部抜粋> ・ 45 歳:費用対効果。 ・ 47 歳: P マークを所持しているので、適合できるのか不安。 ・ 60 歳:パブリック以外と共存できる方法があるらしいが今の所クラウドオンリーというわけには行かない。 ・ 54 歳:どれを選べばいいかわからない。 ・ 35 歳:保証が怖い。■移行を主導する部門として、 66.7% が「情報システム」と回答「パブリッククラウドへの移行を主導する部門を教えてください。」と質問したところ、 「情報システム」が 66.7% 、「各事業部」が 19.3% という回答となりました。▼全ての回答 ・経営者: 14.0% ・情報システム: 66.7% ・各事業部: 19.3% ・わからない: 0.0%■パブリッククラウドに期待するメリット、「処理速度アップ」や「管理コストの低減」など 「パブリッククラウドの活用に期待するメリットを教えてください。」と質問したところ、 「処理速度アップ」や「管理コストの低減」など 41 の回答を得ることができました。<自由回答・一部抜粋> ・ 44 歳:処理速度アップ。 ・ 45 歳:管理コストの低減。 ・ 47 歳:社内システムの簡素化。 ・ 50 歳:火災等の災害からデータを守る。 ・ 60 歳:停電時や担当者不在の場合は有効かも。 ・ 64 歳:バックアップ。 ・ 60 歳:予期しない高負荷に対応できる柔軟性。まとめ今回は、オンプレミスでサーバー管理を実施しているシステム担当者 109 名を対象に、システム担当者のサーバー管理に関する実態調査を実施しました。サーバー管理上の課題として、システム担当者の約半数が「バージョンアップ、セキュリティパッチ適用などの運用管理」と回答しました。また、半数以上が「パブリッククラウド」への移行を考えている実態が浮き彫りとなり、移行時期として、 50.9% が「 3 ヶ月以内」を想定しているようです。 一方で、パブリッククラウドへの移行に関する悩みとして、約 6 割が「クラウド利用はセキュリティーに不安がある」と感じている他、「クラウドの開発会社が選べない」「運用に関するルールがわからない」などの課題も明らかとなりました。 SaaS の世界市場規模は、 2022 年から 2030 年までの予測期間において、年平均成長率( CAGR ) 18.83% で成長し、 2030 年には 7031 億 9000 万米ドルに達すると予測されています。日本においてもパブリッククラウドの需要はさらに高まることは明らかで、今回の調査からも、短期間のうちにパブリッククラウドへの移行を検討するシステム担当者が多い実態が伺えました。また、パブリッククラウドへの移行により、「処理速度アップ」や「管理コストの低減」などを期待する声が多く、経営陣からも期待が寄せられていることが想定されます。システム担当者として、自社におけるパブリッククラウドの運用をより明確化するためには、悩みの解消と同時に理解を深められる機会が重要だと言えるのではないでしょうか。弊社イベントのお知らせ「弊社イベントSaaS 開発/ ISV 企業向けクラウド活用セミナーパブリッククラウドへのオンボード方法」本セミナーでは、自社ソフトウェアをパブリッククラウド( Google Cloud )への展開を検討している企業へ、グローバルでソリューションを提供する Google Cloud 、Okta 、Stripe 、Datadog 、GitLab が SaaS 市場へのオンボーディングについて事例含めて解説いたします。<このセミナーで学べること> ・パブリッククラウドへのオンボード方法 ・SaaS 製品を売り出す際に必要となる手順 ・SaaS 開発/運用のベストプラクティス<このような方におすすめ> ・自社ソフトウェアの競争力を高めたい企業 ・自社ソフトウェアの開発にリソースを集中させたい企業 ・モダンな環境での自社アプリケーション開発を推進したい企業 ・Saasでの市場展開を検討している企業<概要> 主催:クラウドエース株式会社 日程:2023 年 2 月 22 日(水) 時間:13:00-15:00 参加費用:無料 視聴方法:オンライン 定員:50 名【お申し込みはこちら】 https://cloud-ace.jp/event/230222/会社概要本社 : 東京都千代田区大手町 1-7-2 東京サンケイビル 26F 代表取締役社長 : 青木 誠 ウェブサイト:https://www.cloud-ace.jp/ 事業内容:クラウドエスは Google Cloud を専門としたクラウドインテグレーターであり、Google Maps Platform のパートナーでもあります。クラウドの導入設計から運用・保守までをワンストップでサポートいたします。 Google Cloud のマネージド サービス プロバイダーとして、技術サポートをはじめ、コンサルティング、システム開発、Google Cloud 認定トレーニングを提供しており、国内 4 都市と海外 7 ヶ国で拠点を持ち、120 社を超えるパートナー企業と共に DX を行う企業の多様なニーズにお応えいたします。 Google Cloud は Google LLC の商標です。