今回は、元々の Developer Hub を知っている方にも、そうでない方も、Google Workspace (旧G Suite ) のサービスをカスタマイズする際に便利な、こちらの機能について解説していきます。
GAS は Google Workspace サービスを機能拡張することができるプログラミング言語
そもそも、 Google Apps Script (以下 GAS) とはどのようなサービスなのでしょうか。
GAS は、Google が提供する、 Google Workspace 機能拡張向けのプログラミング言語、および開発環境です。( Google Workspace ユーザー以外もGASを利用することは可能です。)
GAS は JavaScript をベースとしたプログラミング言語で、 Google スプレッドシートをはじめ、 Gmail™ 、 Google ドライブ 、 Google カレンダー など、 Google Workspace 各機能に接続するための API が用意されています。単純に Google Workspace サービス単体の拡張を行えるだけではなく、「あるスプレッドシートの権限を保持するユーザーに Gmail を送信する」というように、複数の Google Workspace サービスの機能をシームレスに繋ぐことも可能です。
Google App Maker は、 G Suite(当時、以下同じ) ユーザー向けの、ローコードな開発プラットフォームです。 G Suite に限らず、 Google Cloud Platform (GCP) の各サービス、さらにはサードパーティアプリとの連携も可能でした。 GAS と共に、G Suite の機能を便利にカスタマイズするサービスとして提供されていましたが、おそらく利用ユーザーが少なかったからか、2018 年のサービス開始からわずか 2 年で提供を終了してしまいました。(※1) Developer Hub 時代は、このページで GAS と App Maker を共に管理することができたのですが、現在は GAS のみの管理に戻りました。従って、分かりやすいように名前を元に戻した、と考えるのが自然でしょう。 GAS に関する部分では、 Developer Hub とはあまり大きな変化はないようです。
弊社グループ会社の吉積情報株式会社は Google Workspace の販売代理店として 10 年以上活動を行なっており、これまで数多くのお客様に Google Workspace を導入してきました。また、吉積情報株式会社は Google Workspace の導入支援だけでなく、 Google Workspace の拡張開発も得意としています( GAS や AppSheet による拡張開発も得意としています。) Google Workspace に関するお問い合わせについてはコチラから行うことが可能です。是非 Google Workspace や GAS 、 AppSheet を利用して社内の業務効率化を促進しましょう!
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