Google Cloud の導入から活用までワンストップでお客様を支援します

お問い合わせ
  • クラウドエースに関する記事
4分で読める

新トレーニング!Developing Data Models with LookML (中級)担当トレーニング担当に直撃インタビュー!

Looker とは?

野辺
Looker は Google Cloud が提供する次世代 BI (ビジネスインテリジェンス)ツールです。エンジニアや専門スキルを持つ人以外でも、正しいデータ分析が可能となり、取得したデータを各種施策ツールと連携させることで、データの民主化を実現させ、DX(デジタルトランスフォーメーション)の促進を可能とするデータプラットフォームです。

塩瀬
通常の BI ツールは、データの集計と可視化の範囲をカバーしますが、Looker は、
それに加えデータモデルの作成、データ連携・エクスポートまでをワンストップで対応することが出来ます。
データを移動することなくリアルタイムな分析、可視化、情報連携が可能なので、データの鮮度を落とさずにビジネスのサポートが出来ます。
Looker についてはこちら 

Looker の特徴とは?

野辺
1 つ目は、強化されたデータガバナンスです。抽象化した SQL である LookML を利用することで、組織で一貫したデータガバナンスを担保することが可能です。
2 つ目に、独自のデータベースを持たないため、データをアップロードすることが不要です。データを持つことがないので、二重投資をする必要がありません。また、BigQuery と連携させることで、高いパフォーマンスでのクエリ処理が可能です。
3 つ目は、様々なツールとの連携が可能であることです。抽出データを、メールや Slack などの Chat ツールと連携して共有することや、FTP (File Transfer Protocol)でファイルをアップロードすることで、MA ツールや営業支援ツールと連携することも可能です。

塩瀬
ガバナンスについて言うと、Looker はデータに対して 4 つの層があります。一番下にプロジェクト(リポジトリー?)、その上にエクスプローラー、ビュー、フィールドの 4層構造になっています。この層を詳しく見ていくのがこのコースのポイントにもなります。
サイロ化されているデータを Looker で統合し、視点やデータの管理を統一することができるので、ガバナンスが効いた状態でのデータ抽出が可能となります。
また、今までの BI ツールは属人化が問題になりがちでしたが、Looker はリポジトリーと一対一と定義されている点も属人化を防ぐことができます。

コース内容について

塩瀬
本コースは、1日で LookML を使えるようになることを目的とした初心者向けのテクニカルコースです。これから Looker を使われたい方や Looker を用いて分析をされたい方は、ぜひ受講頂ければと思います。 また、コースを通して Looker のデータ管理やガバナンスも自然と身に付くことも大きなポイントですね。
実際のトレーニングでも、Looker、LookML を触っていきます。ハンズオン形式でディメンションやメジャーの作成、派生テーブルの作成もして頂きます。予定しているカリキュラムは下記の通りです。

  • Looker と LookML の概要
  • ディメンションとメジャーの作成
  • プロジェクトのバージョン管理
  • モデルファイル
  • 派生テーブル
  • キャッシュ保存とデータグループ

受講するために準備しておくと良いこと

塩瀬
SQL の基礎を知っておくと、より理解が深まりやすいと思います。もちろん初心者の方にも出来るだけ分かりやすく説明はしますし、SQL の達人である必要はありません。しかし、一般的に LookML への習熟に伴い、SQL の深い知識がより役立つようになります。

受講希望者の方へメッセージ

塩瀬
昨今の企業における DX の推進により、より高度なデータ分析や活用が求められています。今後も益々世の中のデータが増えていく一方、各企業のデータ管理やガバナンスも非常に重要な課題になってきます。本コースではそれらを踏まえて Looker の使い方からデータガバナンスまで、幅広く学んで頂ければと思います。

Looker はこんな方におすすめ

野辺
社内にリソースがなくデータ活用可能な状態にするまでに時間がかかってしまい、データの鮮度が落ちてしまうという課題をお持ちの方、、スプレッドシートやデスクトップ BI ツールでデータの分析はしているが、ガバナンスの効いていないデータを使用しているため、目的に沿った正確なデータ活用を目指している方、LookML を導入することによって SQL の知識がなくても、同じ定義の中でガバナンスの効いたデータ活用が可能になります。
また、Looker の大きな特徴として、データマネタイズ機能があります。Looker の利用者の 40% 程度は、外部向けにデータを提供しております。
Looker を利用することで、特定のユーザに有益なデータを、効率的に共有することが可能です。

塩瀬 悠樹

技術本部システム開発部
大規模なデータを取り扱うのが得意です。ピーク時秒間 100 万リクエストの広告インフラや年商 1000 億以上の小売の商品勘定システム、アクティブユーザ 30 万人のゲームシステムの開発に携わってきました。

野辺 明

事業推進本部事業企画第1部
2020年にクラウドエース入社。 Google Cloud 周りのパートナーソリューションを担当。

Developing Data Models with LookML (中級)トレーニングの詳細はこちらから

Developing Data Models with LookML (中級)

この記事を共有する

合わせて読みたい