こんにちは。クラウドエース 2020年入社の三田です。

デジタルトランスフォーメーションの促進や働き方改革に伴う在宅勤務、テレワークなどを促進させたいと考えている企業が増えています。

その中でよくご相談いただく内容として、「クラウドを使ったことが無いけれどクラウド化させたい!使いたい!」と考えてる企業の担当者様の中には、グーグル で クラウド といえば Google Cloud でしょ?と考えられている方がいらっしゃいます。しかし、Google 製品には、クラウドと言っても大まかに2つ製品があり、それぞれで使い方、活用用途が全く異なるという事を知っていただきたいと思い記事にいたしました。この記事では Google Workspace の Google ドライブ と Google Cloud の Google Cloud Storage(以下GCS) の「データ保存の違い」について深掘りながらご説明していきます。

まずは、Google Cloud と Google Workspace のそもそもの違いについて説明します。

Google Workspaceとは


Google Workspace とは Google が提供するグループウェアで「Google Apps」→「G Suite」→「Google Workspace」と名称が変わってきました。(名称が変わってきただけで製品は同じものを指します)Google Workspace の特徴は web ブラウザ上で Gmail、カレンダー、Chat、ドライブ、ドキュメント、スプレッドシート、プレゼンテーション、Keep、サイト、など多数のアプリを扱える点です。

Google Cloudとは


Google Cloud とは Google が提供しているクラウドコンピューティングサービスです。
YouTube や Google Maps 、Google Photos 、Google Workspace など Google が提供する全てのサービスはそのインフラや環境構築に Google Cloud が活用されています。
Google Cloud では、ストレージやデータベース、コンピューティング、ビッグデータ、人工知能など約100個からなるモジュール化された サービス が提供されています。Google Cloud のデータ保存の方法には複数ありますが今回は GCS を例に出します。

ではデータ保存の際に GCS と Googleドライブ のどちらを使えば良いのでしょうか

Googleドライブ

個人や仕事として使える資料、写真、ファイルの保存ができるアプリです。

特徴

  • 様々な端末からログイン可能でフォルダの保存、共有ができます。
  • Google が提供するドキュメント、スプレッドシート、スライド、などのアプリ連携しているため。リアルタイムでの共同編集が行えます。
  • ZIP、.RAR、.CSS、MP3、MPEG、.C、.MPEG4、.3GPP、.MOV、.DXF、.PDF、.DOC、.XLS、など100 種類以上の様々なファイル形式も保存可能
  • Google ドライブにはAIが搭載されているため探したいものを予測して関連性の高いファイルを表示して検索速度の効率化が行えます。
Google ドライブ サービス 容量 月額料金
無料アカウント(gmail.com) 15GB 無料
Business Starter 30GB×ユーザー数 ¥680/ユーザー
Google One 100GB/ユーザー ¥250/ ユーザー
200GB/ユーザー ¥380/ ユーザー
2TB/ユーザー ¥1,300/ ユーザー
Business Standard 2TB×ユーザー数 ¥1,360/ユーザー
Business Plus 5TB×ユーザー数 ¥2,040/ユーザー
Google One 5TB/ユーザー ¥3,250/ ユーザー
10TB/ユーザー ¥6,500/ ユーザー
20TB/ユーザー ¥13,000/ ユーザー
30TB/ユーザー ¥19,500/ ユーザー
Enterprise 無制限に拡張可能 ¥2,260/ ユーザー

最近ではデスクワーク、在宅勤務の際の社内働き方検討の際に資料の共有、リアルタイムの更新、簡単ログインなどで検討、導入されるお客様が非常に増えてきています。

Google Cloud ストレージ

Googleドライブとは異なり従量課金制です。大容量の画像や動画、10 MBを超える大規模な顧客データ、社内分析用データ、アーカイブ、バックアップを格納する必要がある場合の利用に適しています。

内容 容量 月額料金
保存データ(GB/月) 1GB ストレージ $0.23
下り転送 1GB $0.12
更新、挿入 10,000回 $0.05

Google Cloud をご利用予定、ご利用中の方はサービスとの連携が容易で1GB単位なのでコストが安いのが特徴です。

Google ドライブ は無料になりますが GCS の場合データ操作、転送作業を行うと従量課金のため費用が発生します。そのためデータの一時保管として扱う方、半年以上触れないで保存する方におすすめの運用法です。

まとめ

  • ドキュメント、スプレッドシート、スライド、などの資料で「更新頻度が多い」運用には Google ドライブ
  • 大容量のデータ、情報を保管し「更新頻度が少ない」運用には GCS

クラウドの保存には使い方がありますので使い方にあったサービスをご利用ください。

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