三建設備工業株式会社
「網羅的に知ることで、将来の選択肢が広がる」Google Cloud 経験者が、あらためてトレーニングを受けてみた。
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三建設備工業株式会社 経営統括本部 情報企画部 主任 田澤 直樹 氏
クラウドエース株式会社 事業推進本部 営業部 越川 恭吾
建築設備のエンジニアリング技術を軸に、快適性と省エネ性を両立させた建物に関わる様々なサービスを提供している三建設備工業株式会社(以下、三建設備工業)。今回は社内における IT 戦略の策定やシステムの運用・管理をミッションにもつ情報企画部に所属し、クラウドエース株式会社(以下、クラウドエース)が提供する 2 つのトレーニング(Google Cloud Fundamentals:Core Infrastructure、Architecting with Google Compute Engine)を受講された、田澤氏にお話を伺ってきました。
トレーニング受講のきっかけ
まず、課題感として Google Cloud における運用体制の強化がありました。三建設備工業が Google Cloud を利用してから 5 年以上が経過しており、実務レベルでの運用に問題はないのですが、どうしても個人に依存してしまう場面があり…。そこでクラウドの運用体制をより強めるべく、もともとお付き合いのあったクラウドエースさんのトレーニングを受講することになったのです。私は過去にも Google Cloud を使ったインフラ構築の経験があるのですが、この機会にしっかり学びたいなと。実務メインの学習だと、どうしても凹凸ができてしまいますから。
トレーニングを受けてみた感想
私が受講したのはインフラまわりのトレーニングです。ネットワークの部分は知っていた領域だったので復習の意味合いが強かったのですが、IAM の権限に関する部分で曖昧だった箇所があり、勉強になりました。またクラウドはつねに新機能が実装されるので、新しいアップデートもおさえることができ、有意義な時間だったと思います。いまは利用しない機能だとしても、知っているのと知らないのとでは取れる選択肢に大きな差が出てしまいますから。「Google Cloud はさわれるよ」という人でも、一度トレーニングを受けて網羅的に学習をすべきだなと感じました。
トレーニングのよかったポイント
- 自社の環境が原因でラボにつなげなかったが、講師の方が親身に対応してくれたためストレスなく、無事にラボにつなぐことができた
- ラボで一通り環境をさわりながらのトレーニングであったため、実務でどうするか想像しながら受講できた
- インスタンス、ネットワーク、IAM で分かれてラボがあるため、きちんと理解したかどうかを確認でき、効率的に学習を進められた
- 知っている部分の復習、知らない/曖昧になっている部分の学習ができ、網羅的に学べた
今後の取り組み
このトレーニングを受講したことで Google Cloud への理解度がより高まりました。 運用体制をさらに強化できるよう、これから社内の環境をふまえた手順書を作成する予定です。ナレッジ共有もできますし、属人化も防げます。
また、Vertex AI など新しいプロダクトについても学習できたので、いい企画が出せるよう考えていきたいですね。生成 AI を活用して、写真の取り込みから図面を書き起こせれば三建設備工業全体でみてかなりの業務効率化がなされるので、取り組もうとしている最中です。今後も生成 AI やデータ分析のトレーニングなどを受け、Google Cloud の強みをより活かしていける体制づくりをしていきたいですね。
利用したサービス
Google Cloud トレーニング
基礎レベルから上級レベルまでのトレーニングを開催。クラウドエースは日本初の Google Cloud プレミア パートナーとして、高度なプロフェッショナルを養成する Google Cloud のトレーニング サービスを提供しています。
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