今回は、ビデオ通話アプリ、 Google Duo™ について紹介します。
Google™ のビデオ通話といえば Google Meet™ がすっかりお馴染みですが、実はもう一つ、 Google Duo というサービスがあるのをご存知でしょうか?
「会議」という印象に近い Google Meet に比べ、 Google Duo は気軽な「電話」やおしゃべり向き。スマホからも手軽に使えるのがポイントです。
今回は、 Google Meet との違いに触れながら、 Google Duo のオススメポイント、そして使い方についても、詳しく解説していきます!
Google Duo は無料で使える通話アプリ
Google Duo は、誰でも使える通話アプリです。「アプリ」と表現した理由は、スマートフォンでの利用を中心に想定されているからです。具体的には、以下のような特徴があります。
Google アカウントは不要だが、電話番号と SMS が必要
Google Duo の特徴として、 「Google のアプリであるにも関わらず、Google アカウントがなくても使える」ということがあげられます。その代わりに、電話番号と SMS(ショートメッセージ)によるによる認証が必要となります。
Google Duo 自体は、タブレットや PC でも利用が可能です。しかし、SMS 認証のためには原則として携帯電話が必要となりますので、実質的にはスマートフォンでの利用を意識したサービスと言えるでしょう。
この使い方は、メッセージアプリ LINE と似ています。LINE は電話番号を用いた認証が必要なため、スマートフォンでの使用が前提となっていますが、一旦アカウントを登録すれば、同じアカウントを利用してPCでも利用ができます。 Google Duo も、アカウントの使い方はほぼ同じ、と考えていただければ分かりやすいと思います。
Google Meet よりも 気軽な「通話」向き
ここまで Google Duo について述べましたが、 Google にはオンライン会議システム Google Meet があります。どちらもビデオ通話が可能ですが、その違いを以下表にまとめてみました。
ここまで、 Google Duo について紹介してきました。 Google Meet とは異なり、電話番号ベースで利用でき、簡単なメッセージを送れるなど、スマホでの気軽な(テレビ)電話を実現するアプリであることが分かりました。
ただ、筆者の正直な感想としては「Google Meet に吸収されてもいいのでは…?」といったところです。通話機能に関しては Google Meet でも代用可能な範囲ですし、 Google Meet のアプリも存在するので、スマホからも問題なく利用できます。チャットやビデオメッセージは別のアプリを使って送ることもできるので、 Google Duo にこだわることもないと思います。
Google では最近、 Google ハングアウト と Google Hangouts Meet が Google Meet に統一されるなど、ビデオ通話システム周りの変更・統合が行われています。近いうちに Google Duo と Google Meet の統合もありえるかも知れません。
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